相変わらず何もわからないあんさんぶるスターズ!!

こんなブログを書いていたことを久しく忘れていた。ホコリを払ってみれば、あんさんぶるスターズにハマりたての私の書いた文章が出てきた。

 

あれから世界はずいぶんと変わった。具体的に言うとコードギアスルルーシュの死後の世界レベルで世界はみるみると変わってしまった。あんさんぶるスターズ!あんさんぶるスターズ!!になり、ポチポチゲーとリズムゲームの二つのゲームに分かれた。

私はリズムゲームであるMusicをプレイさせていただいている。Musicはすごい。顔のいい男たちを好きな曲の好きなポジションで踊らせることが出来るのだ。これはもはやアイドルの生殺与奪の権はおろか、人権のすべてを握っていると言っても過言ではない。今飛ぶ鳥を落とす勢いで世間を席巻(笑い死ぬところである)している鬼滅の刃のキャラクター・富岡義勇が見たら泡を吹いて卒倒してしまうだろう。

 

そして、新ユニットが二つも出た。ALKALOIDとCrazy:Bだ。ズ!時代のtricksterのように、メインストーリーでは彼らが主軸となり物語が進んでいく。私は今この新ユニット8人に心臓を握られている。何が私をそうまでさせるのかを書くのは難しいが、まぁメインストーリー読了済みの方ならちぎれんばかりにかぶりを振ってくれるだろう。好きだ。でも絶対に現実で会いたくない。よく考えたらあんさんぶるスターズの男はそういう人間しかいないような気がするが、新ユニット、特にCrazy:Bのメンバーは顕著な気がする。パチカス、ビルのあちこちに盗聴器を仕掛けている人、あばらの隙間から手を入れて心臓を握りつぶせる人、カービィの4人組ユニット。それがCrazy:Bである。こうして言葉にしてみると改めて犯罪者一歩手前、アイドルアニメではなく闇金ウシジマくんに出ている方がしっくりくるキャラクターたちである。

思い返してみれば、もともとご贔屓にさせていただいていたKnighitsの面々もそんな感じである。宇宙人、趣味は後輩いびりのストーカー姑、オネエ、ガチ目に血を吸ってくる幼馴染マウント男、ルー大柴。オネエは普通に現実でも友達に欲しい。ちなみにズ!!の世界はズ!の一年後の世界であるため、三年生連中は卒業してイタリアやパリを拠点に活動を続けている。今のユニットリーダーは返礼祭のストーリーどおりルー大柴である。

どうやら、私は現実で絶対に出会いたくないキャラクターを推す傾向にあるようだ。

 

さて、私のあんさんぶるスターズ歴もそろそろ二年になる。とここで書いて気づいたのだが、まだ二年しか経っていないことに今物凄く驚いている。大学受験を挟んだので空白期間があるとはいえ、この二年は私の中でかなり濃い二年だったようだ。体感4年くらいだった。まぁ二年の価値は人によって違う。ワンピースであれば二年後の世界ではルフィの胸にでかい傷ができる程の激闘があったわけだし、僕のヒーローアカデミアであれば無個性だったデクが個性を得て雄英高校に入り二年生になるまでの時間である。あまりに長い。

前回の記事ではあんさんぶるスターズを学びにパリ大学に入学したわけだが、パリ大学を二年で飛び級で卒業した私は日本に戻ってあんさんぶるスターズ!!を開いた。リアタイでメインストーリーを追い、ストーリー更新の空白期間で悶々とし、涙涙のエピローグを読み、その後の世界のイベストを大学で学んだことをフルで生かして読んだ。

 

何もわからない。私がパリ大学で学んだ二年は無駄に終わったのだろうか。

いや違う。私がパリで修業を積んでいる間、あんさんぶるスターズ、ひいては日日日、ハッピーエレメンツが何もしていないわけがなかったのである。つまり、二年の間で成長したのは私だけではないということだ。あんさんぶるスターズはジャンプのバトル漫画よろしくインフレを続けているのである。

この調子では、また二年後くらいにとんでもないことになっているだろう。もはやアイドルではないかもしれない。歌を歌いながら天城ファントムをだして観客の歓声を一身に集めてドリフェスを勝ち抜いたり、HiMERUキングダムを発動することでライブの機材の故障を見抜き、対戦相手の特殊工作を突破したりするストーリー展開が待ち受けていてもおかしくはない。

 

あんさんぶるスターズのプレイヤーたちは日々精進を続けなければいけない。この先待ち受けている地獄に耐え抜くために。私はパリ大学に進学してキャンパスライフを送った程度であんさんぶるスターズを理解できると慢心していたが、その余裕はいまや粉々に破壊しつくされた。さらなる補強を行わなければならない。

これからは読解能力だけではない、壮絶なストーリーに耐えうる屈強な肉体が必要になってくるだろう。手始めにミャンマーで米軍捕虜の救出任務を達成することにする。実は私は元グリーンベレーなのだ。それが今、戦争は終わり、あんさんぶるスターズにいじめられる日々を送ることになってしまった。そんな私に元上司である大佐が任務を依頼してきた。迷っていたが、こうしちゃいられない。いつか出し抜いてやるのだ。あんさんぶるスターズを。